理事長あいさつ
日頃よりNPO法人さんわスポーツクラブの活動についてご理解とご協力を賜り、誠にありがとうございます。
2024年元旦、4時10分、能登半島沖を震源とする大きな地震が発生いたしました。上越市において、被災された皆様にはお見舞いを申し上げます。
さて、令和8年より実施される休日の中学校部活動の地域移行に向け、昨年度より本格的な取り組みが始まりました。当市では、先進的な活動をしてきた当クラブの取り組みが認められ、現在では部活動の地域移行の中心的な役割を果たしています。
また、今年度からはスポーツ部だけではなく、文化部の活動についても支援していきます。これもまた、当市では初の試みであり、注目を集めています。
今年も中学校部活動の地域移行だけではなく、皆様に楽しんでいただける場を提供していきたいと思います。今年度もよろしくお願いいたします。
NPO法人さんわスポーツクラブ
髙橋 守夫
「豊かで幸せに生きる」お手伝い
私たちはなぜスポーツをするのでしょうか?それは、「人生を豊かに幸せに生きる」ことに、スポーツが必要であるからではないでしょうか?
さんスポクラブは誰もが気軽に参加できるスポーツから見るスポーツ、勝負するスポーツまで幅広いメニューで、皆さんが「豊かで幸せに生きる」ことへのお手伝いを今年もさせていただきます。ぜひ、皆さんご参加してください。お待ちしております。
さんわスポーツクラブミッション
さんわスポーツクラブ設立趣意(任意団体)
産業構造の変化並びに労働時間の短縮は、自由時間の増大、余暇の増大となり、主体的で豊かなライフスタイルを築きたいという願いが年々強まっています。
一方、わが国における高齢化社会の到来と国民の運動習慣率の低下は、生活習慣病等の様々な健康上の問題を生み、国民医療費の増加に至っています。また、少子化による様々な問題も懸念されているところです。
そんな中で、2002年(平成14年度)からは、「ゆとりの中でたくましく生きる力を育む」ことを目標とする、学校週5日制が完全実施となり、家庭や地域の教育力の充実が一層求められております。
このような時代背景から健康、教育、経済、文化など数多くの分野で効果が期待されるスポーツの普及とスポーツを楽しむ環境整備が、わが国の社会問題の解決にも寄与するであろうと期待されています。そして、子どもから高齢者まで、年齢、体力、興味・関心、技術・技能レベルに応じて、『いつでも、どこでも、いつまでも』スポーツに親しむことができる「生涯スポーツ社会」の実現が強く求められています。
文部科学省は2000年に「スポーツ振興計画」を策定公表しました。この計画の中で「生涯スポーツ社会の実現」と「成人のスポーツ実施率の向上」そして「オリンピックのメダル獲得率の向上」の実現を目指し、具体的には「総合型地域スポーツクラブ」を2010年までに市町村に少なくとも一つは設置するという施策が示されました。
本県では本年度、県民スポーツ課を組織し、「総合型地域スポーツクラブ」の育成をはじめ、生涯スポーツの振興に向けて今まで以上に取組を強化しています。
こうした社会の変革及び地域の実態を踏まえ、当三和村でも、生涯スポーツの振興、地域づくりという面から、村内のだれでも気軽にスポーツを楽しむことができる総合型地域スポーツクラブ『さんわスポーツクラブ』を設立することにしました。
このクラブは村内の地域スポーツの課題である「児童生徒の運動習慣の二極化」、「成壮年層のスポーツ事業への参加数の減少」、「高齢者向けスポーツ種目数の不足」、「指導者の後継者不足」などの問題を解決すると信じております。また、子どもから高齢者まで、安心してスポーツやレクリエーションに親しむことができる、生涯スポーツの振興につながること、さらにはスポーツ活動を通して住民の交流と結びつきが強固になり、地域の活性化にもつながるものと確信しております。
平成16年5月1日
発起人会代表(順不同)
三和村体育協会会長 大坪 晃
上杉地区振興会会長 桑原 久
学識者 金井 昭三
NPO法人さんわスポーツクラブ設立趣旨書
1趣旨
地域では今、少子化や地域コミュニティの希薄化、運動している人としていない人の二極化など地域社会や地域スポーツをめぐる様々な課題が存在します。
さんわスポーツクラブはこれらの課題を解決するために住民の健康づくり、青少年の健全育成及び地域の活性化を理念として、平成17年に設立いたしました。
さんわスポーツクラブは設立以来、子供から高齢者まで安心してスポーツやレクリエーションに親しみ、生涯スポーツの振興を図るばかりでなく、この活動から住民の交流と結びつきが強固となり、地域の活性化を図ってきました。参加から参画する意識が芽生え、この活動を通し住民が創る公共性こそ今後の目指すものという思いが強くなってきました。
今後もさんわスポーツクラブが育んできた協働の心を更に強固なものとして、組織の社会的な位置づけの明確化そして地域住民に継続した活動を展開するための財政基盤の充実と地域振興を担っていくために法人設立を申請するものです。
NPO法人格取得後も地域住民が幸せな気持ちを持ち、その気持ちが他の住民にさらに広がるよう、地域づくりを目指していきます。
2申請に至るまでの経過
平成15年 | 三和村(当時)は、平成17年1月1日に近隣14市町村で合併し、上越市となることを決定した。市町村合併に伴い、「三和村体育協会」は、地域のスポーツ振興を果たす役割について存続を含め検討を行った。 |
平成15年12月 | 「第一回これからの地域スポーツを考える会」を開催し、地域全体で検討を行う機運醸成を高めた。(以後第三回開催) 三和村体育協会の呼びかけで、体協加盟団体、ほかスポーツ団体、体育指導員、学校関係者、PTA代表、教育委員会関係者等が一同に介して、現状・問題点・理想とする地域像を共有し、問題解決し、理想する環境・組織づくりをする結論に至った。 |
平成16年3月 | 企画委員会結束 |
平成16年4月 | 発起人会結成 (村議、議員、村体育協会正副会長、老人会会長、振興会会長、体育指導員) PR活動、体験会開催 |
平成16年11月 | 「さんわスポーツクラブ」発足 PR活動、体験会開催 設立に向けてジュニア育成、コミュニティスポーツ健康、イベント部会を組織。 |
平成17年5月 | 設立 8~9種目教室・4イベント企画・運営 |
平成17年11月 | 上越市より転倒予防教室受託(平成21年まで) |
平成18年 | 5~7種目教室・8イベント企画・運営 |
平成19年 | 3~7種目教室・14イベント企画・運営 |
平成20年 | 3~5種目教室・16イベント企画・運営 |
平成21年 | 6~8種目教室・17イベント企画・運営 |
平成22年10月 | 文部科学大臣「スポーツ優良団体」受賞 6~8種目教室・10イベント企画・運営 さらに地域づくりに貢献していくためにも今後法人化が必要であり、各種研修会に参加し、NPO検討部会を設置した。 |
平成23年 | 種目教室・13イベント企画・運営 NPO検討部会、研修会を設定し、理事会を準備委員会として、24年度の法人化取得準備をする。 |
平成24年4~9月 | 9種目教室・8イベント企画・運営 任意団体「さんわスポーツクラブ」総会にて、NPO法人化することを認証。法人格取得するための設立総会を開催。 |
平成24年5月28日
NPO法人さんわスポーツクラブ
設立代表者 住所又は居所 上越市三和区島倉2382番地の3 三和スポーツセンター内
氏名 髙橋 守夫
スポーツ振興くじ助成事業実施結果
・25年度NPO法人さんわスポーツクラブ マネジャー設置事業 1,719,000円確定
・26年度NPO法人さんわスポーツクラブ マネジャー設置事業 1,944,000円確定
・27年度NPO法人さんわスポーツクラブ マネジャー設置事業 1,944,000円確定
クラブ概要
名称 | NPO法人さんわスポーツクラブ |
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住所 | NPO法人さんわスポーツクラブ 〒943-0311 新潟県上越市三和区島倉 三和スポーツセンター内 |
TEL/FAX | TEL:025-529-2711 FAX:025-529-2712 |
sanwaspo@chive.ocn.ne.jp | |
設立 | 平成24年10月1日 (任意:さんわスポーツクラブ設立 平成17年5月28日) |
理事長 | 髙橋 守夫 |